平屋を新築する時に絶対に知っておきたい10個の注意点!




平屋の家は、家事や育児を行う動線がとてもスムーズで、将来的に高齢になった時も不自由なく生活を送ることができるのも魅力的です*

とは言え実際、新築の平屋の家を建てる場合はそれだけの広さの土地を確保しなければならないため、同じ床面積の家を建築する場合は、二階建てとした方が平屋よりもコストダウンにつながる可能性が高くなります。

また、新築の平屋を建てる時には、コスト面だけではなく様々な点に気を付けなければなりません!

そこで今回は、平屋の家を新築する時に知っておかないと後悔する10個の注意点をご紹介したいと思います!

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平屋の新築で多い失敗とは?!

平屋を新築したものの、実際によくある失敗例として多く挙げられていることは、

  • プライバシー面
  • セキュリティ面

での設計を誤ってしまったという後悔の声が大多数です!

このようなことにならないよう、可能な限り設計段階で様々なことに配慮しなければなりません。

 

 

平屋を建てる時の10個の注意点!

では実際にどのような事に注意して平屋を新築すれば失敗にないのか。。?

平屋を建てる時の注意点を10個詳しくまとめましたので、これから平屋を新築される方は、下記の点に注意して快適な平屋を完成させてください*

 

①土地選びでの注意点

一般的には未だ二階建てや三階建ての家を建築される方が多い中、平屋を新築される場合は、二階建てや三階建ての二階&三階部分をそのまま一階にもってくる訳ですから、当然平屋を新築する方が広い敷地が必要になりますよね。

とは言え、都心部で広い敷地ともなればそれだけの予算で建築することができるかと言うとそれも難しいこともあります。

 

このような理由から、平屋を希望していたとしても、狭小地であることを理由に諦めることもあるでしょう。

もしくは、狭い土地に無理矢理平屋を建ててしまって、住んでみるとやはり十分なスペースではなかった。。なんて事もあり得ます!

 

都心部からは少し離れていて、実家と同じ広い土地に平屋を新築する場合などは土地の問題は発生しません。

しかし、これから土地を購入し平屋を新築する場合は、土地を探すところから始めなければならず、なかなか話が前に進まないことも出てくるでしょう。

 

平屋に限らず、一戸建ての土地選びは非常に重要です!

ハウスメーカーから土地の紹介もあるかと思いますが、各社ハウスメーカーによって取り扱える土地も違ってきます。

ですので、平屋の新築で失敗しないためには土地選びの段階から複数のハウスメーカーに話を聞いておく必要があります!

 

②日当たり採光の工夫

平屋は敷地に対してめいいっぱいの広さを確保しようと建築してしまうことで、道路や近隣の家からの視線を直接浴びてしまい、逃げ場を失ってしまいます。

それだけではなく、家の中に光が入って来ず、薄暗い家の中になってしまいます。

そうならないようにするためにも、中庭を設けそこに大きな窓を設計したり、勾配天井とすることで家の奥にまで光を注ぐ設計にする平屋が増えています。

 

また、平屋でありながらも光を取り入れることを考慮すると、一部屋だけスキップ階段を作り、二階部分(スキップフロア)を作って部屋を設けるのもおすすめです*

そこに大きな窓を設計すれば、そこから家全体に明るい光を注ぐことができます。

明るい光が家の中に注がれることで、心にもゆとり感が持て、それだけでも心地のいい住みやすい平屋にすることができます。

 

《平屋の日当たりについてはこちらも参考に♪》

こんな平屋の間取りは日当たりが悪い?!明るいお家にする工夫とは?

2018.05.14

 

③防犯対策での失敗は多い!

アパートやマンションに居住する場合は、一階に住むと防犯上よくないため二階以上に住みたいと思う方が多いと思いますが、それでも平屋が人気なのはそれ以上に平屋に魅力があるからです*

しかし!平屋を新築しても、やはりアパートやマンションと同様に防犯対策はしっかりととっておくことが大切です。

そのため、特に中庭を設け、その面に対しての大きな窓を設けることで明るさも確保できるだけではなく、プライバシーも保護することができます。

 

また、家の周りに設計する窓はできれば小さめとし、窓の種類にもこだわって、泥棒が侵入しにくい縦すべりや横すべりの窓にすると防犯対策となるでしょう。

平屋は普通の一戸建てに比べ、防犯対策に工夫が必要ですので、しっかりと研究する必要があります!

 

《平屋の防犯対策についてはこちらも参考に♪》

平屋のセキュリティ本当に大丈夫?!窓の防犯対策や注意点とは?

2018.03.20

 

④風の通り道をつくる(通風)

平屋住宅を建築する際、混みあったような間取りを設計することで家の中に壁を多く作ってしまい、それが原因で通風が悪くなることがあります。

そのため、周囲の環境と建築する建物の配置、また設計には十分注意する必要があります!

 

風の道は仮に入口を広くし、出口を狭くすると、十分に風が通りません。

つまり、窓を設計する際は、出入口となる窓の大きさを同じ設計とすることが必要になります。

平屋は、設計の段階で風の通り道もしっかりと確認しておく必要があります!

 

 

⑤屋根の断熱性もチェック!

平屋は屋根から直接部屋となる建築となるため、夏は特に屋根から熱を吸収しやすく、室内が暑くなります。

そのため、平屋を新築する際の注意点として、屋根の断熱性を考慮する必要があります。

 

もしも普通の屋根を設計してしまうと室内はたちまち高温となり、エアコンも効きが悪く、結果的に光熱費が高くなってしまいます。

そのため、断熱性の高い屋根を利用しなくてはなりませんが、そうするとどうしても建築コストが高くついてしまいます。。!

しかし、このような断熱性を考慮しておかなければ、長い将来3を見越し、光熱費が高額になることを思うと最初から断熱性のやる屋根を利用した設計とされる方が経済的であると言えるでしょう。

 

その他、設計の段階で天井を高くすることで部屋の中に熱がこもりにくい設計とすることができます。

また、屋根裏部屋を作り、暑さをシャットアウトさせる設計とするのも良いでしょう。

暑さ対策のための断熱性や設計の工夫も、平屋を新築する際必ずチェックしておきたい注意点ですね!

 

《平屋の暑さ対策についてはこちらも参考に♪》

『平屋は暑い』は対策次第!夏に後悔しない設計の工夫とは??

2017.08.27

 

⑥平屋では廊下を減らす!

平屋の廊下は居住スペースを広く確保したいと思う方が多いことから、比較的狭く設計される方が多いです。

そうすることで、どうしても光が入らない暗い廊下となってしまう可能性もあります。

せっかく新築を建築したにも関わらず、光を取り入れることができない空間があるとどうしても気持ちも塞ぎ込んでしまいますよね。。!

そのようなことにならないよう、トップライトをつけ改善してみましょう。

可能な限り、廊下にも自然の光が注ぐような間取りを考慮して設計する事も平屋の注意点です!

 

⑦水回りの位置にも注意点が!

キッチンや洗面所などは、日々生活を送る中で使用頻度も高くなります。

居住スペースを広く設計することばかりを優先すると、このような水回りの位置がどうしても動線がスムーズにいかず、使い勝手の悪い設計になってしまうこともあります。

このようなことにならないためにも、水回りはスムーズな動線を確保できる設計とすることで、より快適な平屋の新築が完成するはずです!

 

 

 

⑧平屋のプライバシー確保での注意点

一般的な建築をする際、二階建ての家であれば一階にリビングを、そして二階に各個室を設計される方が多いと思います。

そして最近では、二階建ての家でも二階にリビングを持ってくることも多くなりました。

平屋のように一階で全ての生活をする場合は、二階と比較してもやはり周囲からの視線が気になります。。!

 

特に、夜は室内の電気をつけることで外から部屋の中が見えやすくなるため、設計の際は窓の位置も考慮しなければならないだけではなく、防犯上大きすぎる窓を設けるのは難しいことも考えられます。

その他、遮光カーテンなどを利用して光が外に漏れないような方法を行う方もいますが、生活空間が一階となると、何かとプライバシー面で気になることが多くなります。

 

また、日当たりを考慮して、南側に部屋を設ける設計としたものの、あまりに人目につくことで一日中カーテンを閉めたままの状態とする生活を送っているという方も少なくありません。

 

このようなことにならないためにも、人目につかない中庭を設計し、そこに大きな窓を設けることで外の景色と開放感を感じることができるため、ストレスのない生活を送ることができる平屋が実現が可能です。

そして、中庭があると、窓が中庭に面していて人目につかないことから、窓を解放することもできます。

洗濯物を干せるスペースも確保しておくと尚良いですね!

中庭に面している場所に洗濯物のスペースを設けておけば、人目を気にすることなく気軽に干すことができます*

 

このように様々な点で考えると、平屋の家に中庭を作ることはメリットだらけです!

 

《中庭について詳しくはこちらも参考に♪》

平屋の家に中庭を取り入れたおしゃれな間取り7選*メリットデメリットもチェック!

2018.04.26

 

⑨コスト面

そもそもハウスメーカーは二階建てや三階建てとする家の資材を多く取り扱っています。

資材の大量仕入れでコストダウンをはかるハウスメーカーも数多くあります。

一方で、平屋の新築ともなれば、二階建てや三階建ての資材とはまた異なる資材を使用しなければなりません。

 

平屋の需要は高まってはいるものの、二階建てや三階建ての建築の需要からするとまだそこまで追いつきません。

つまり、平屋を新築する際は、在庫を抱えることのない平屋の建築資材を新たに発注・仕入れを行わなければなりません。

そうすると、それだけコストがかかってしまうことになります。

 

平屋はとてもメリットも多い住宅ですが、建築する際は細かな面においてはコストダウンをはかれない面もあることを知っておかなければなりません。

コスト面で考えると、小さな工務店よりも【平屋の家を多く扱っている大手ハウスメーカー】の方が費用を抑えられる可能性もあるります。

そのため、コストを抑えるには、ハウスメーカー選びもとても重要なポイントです!

 

《ハウスメーカー選びについてはこちらも参考に♪》

【必見!】平屋の家が人気のハウスメーカー5選*特徴や費用まとめ

2018.07.09

 

⑩収納スペースでの注意点!

平屋は土地の広さにもよりますが、二階建てや三階建てのように多くの収納スペースを設けることができないことが多いです。

そのため、設計段階から大容量の収納は屋根裏部屋を設計しておくととても便利です!

住み始めてから収納スペースのなさに気付くことのないよう、設計段階から収納スペースをしっかりと確保して建築されることがおすすめです!

 

 

今回のまとめ

平屋を新築する時に知ってほしい10個の注意点についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

平屋はとてもメリットの多い住宅ですが、今回ご紹介したような注意点を守って設計し、間取りなどもしっかりと考慮されることは、住み心地のいい平屋を新築するのに重要なポイントとなってきます。

快適な生活が送れるよう、

  • コスト面
  • 安全性
  • プライバシーの保護

など、あなたやご家族にとって住みよい平屋住宅の建築ができますように*

この記事が参考になれば幸いです!

《平屋で後悔しないためには必読!》

 

私が実際に平屋を建てた経験から、絶対に家づくりで失敗しないためのポイントはたった一つの事だと実感しました!

マミ子
これさえしておけば、大満足の平屋が建つと断言出来ます♪

そんな大切なポイントをまとめたので、是非参考にして頂ければ幸いです*
 

→平屋で失敗しないためには必読!たった一つの事でお家の満足度は大きく変わる!

 

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