平屋の間取りを考慮する際、洗濯物を干す場所について悩む方が多いと思います!
ワンフロアである平屋では、必然的に全ての場所が1階となり、プライバシー面も気になるところです。。!
でも!間取りにインナーバルコニーを設置すると、全ての悩みを解決できるんですっ♪
今回は、
- 平屋のインナーバルコニーが人気の理由
- インナーバルコニーのメリットデメリット
- ルーフバルコニーのある平屋の実例10選
についてご紹介します*
これから平屋を建てる方は、是非インナーバルコニーの魅力を知って下さい♪
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平屋にインナーバルコニーを作ると便利!
平屋にインナーバルコニーを設計することで、とても良い効果を得ることができます*
ここでは、平屋にインナーバルコニーを作ると一体どのような利便性があるかについてご紹介します!
平屋でのインナーバルコニーが人気の理由が詰まっているので、要チェックです!
①庭の代わりになる
庭を持つスペースまで取れないという場合でも、インナーバルコニーを設計することで、庭として家庭菜園やプランターを置いた鉢植えなどで植物を育てるなどの楽しみを持つことができます*
使い道がたくさんあるので、気軽に使用できることから必然的に使用頻度も高くなります。
また、リビングの延長線上にインナーバルコニーを作ることでより開放的かつ部屋を広く見せることができるのも人気のポイントです♪
②使い方が自由自在!
インナーバルコニーは【外に面しているのに家の中にあるかのように使える不思議なスペース】だという位置づけに思う方が多いです。
ですので、設計の際に奥行きのあるインナーバルコニーを作ることで、洗濯物を干すスペース以外にも、テーブルや椅子を置いて少しお茶を飲んでくつろぐスペースとするなど、使用方法は自由自在です*
③プライバシーが守られた空間ができる
インナーバルコニーは家の中にあるので、当然人から目につくことも少なく、プライバシーが守られた空間を作ることができます。
そのため、普段の疲れを癒すかのよう、ゆったりとした時間をインナーバルコニーで過ごすのも良いでしょう。
外から見えない空間というのは、平屋では必須のポイントになるので、インナーバルコニーが人気なんですね♪
インナーバルコニーのメリットデメリット
インナーバルコニーを設置することによるメリットデメリットもしっかりとチェックしておきましょう!
何にでもデメリットは付き物ですが、事前に知っておくことで出来る限りデメリットを抑えることも出来ます*
メリット
メリットはやはりインナーバルコニーという特殊な空間にあります*
バルコニーでもなく、室内でもないという空間から、様々なメリットがあるんですね!
では1つずつチェックしていきましょう!
①屋根があるので用途が豊富
インナーバルコニーは半屋内となる空間であるため、天候に関係なく洗濯物を干すこともできます。
また、大抵の場合は雨風が入ってこない設計としていることから、雨に濡れる心配なく使用することができとても便利です。
②開放的な空間を作ることができる
インナーバルコニーはリビングと一体化しているように延長線上に設計することで、より広さを感じるスペースをつくることができます。
また、屋内の庭のような感覚で使用することもでき、リビングと一体化することで使用頻度も高くなります。
テーブルや椅子を設置して、昼間は読書スペースとして、また夜はお酒を飲むスペースとして活用することで素敵な時間を過ごすことができます*
③一部屋の空間として使用できる
インナーバルコニーは家庭菜園などを楽しむスペースとすることができる他、屋根が設計されているため、ソファを設置してゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、夏はインナーバルコニーで食事をすることもできます*
④安定性があり災害時も安心
インナーバルコニーは建物の中に設計することでとても安定する上、構造上災害時でも安心な設計とすることができます。
災害が多い近年、そういった安心要素は重要なポイントですね!
デメリット
最高のインナーバルコニーにも、やはりデメリットは存在します。
このデメリットをカバーすることで、満足のいくインナーバルコニーを手に入れることができるのではないでしょうか?
①通常設計するバルコニーよりも高価になる
インナーバルコニーを設置するとなると、一般的なバルコニーを設計するよりも価格が高価になってしまいます。
これは、断熱材を敷かなければならないことやその他、屋根を設計する必要があるからです。
そのためそれに応じ価格も値上がりするため、ある程度の予算を組んでおかなければなりません。
特に、せっかくインナーバルコニーを設計するのであればある程度の広さを有しているものを設計したいところです。
しかし、そうするとどうしても驚くほどの価格になる可能性があるため、しっかりと予算を決めておくようにしましょう!
②インナーバルコニーは固定資産税が必要になる
インナーバルコニーは延べ床面積に含まれることから、固定資産税がかかってしまいます。
これについてはあまり知られていないことであるため、しっかりとその点を踏まえてインナーバルコニーの設計を行う必要があります。
③部屋か暗くなることも
インナーバルコニーは屋根を設計することで雨風から快適な空間を作ることができます。
しかしその分、自然光を取り入れることが難しい場合もあり、天窓を設計しなかった場合は、設計によってはインナーバルコニー全体が暗くなる可能性があります。
また、インナーバルコニーを設計する場合、特に広さを設ける場合はトップライトなどを活用し、明るくする工夫されることをおすすめします。
④間取りや構造が制約される
インナーバルコニーを設計するには、屋根を支える構造とする必要があります。
その柱や壁の設計は、屋根をどれほどの大きさとするかによって異なります。
そのため、全体的な間取りをしっかりと計画して施工する必要があります。
インナーバルコニーのある平屋の実例10選*
それでは実際に平屋でのインナーバルコニーの実例をご紹介します*
間取りに反映させる時や、デザインなどの参考になると幸いです♪
①吹き抜けの半外部空間のインナーバルコニー
(引用元:https://suvaco.jp/project/O91aWMHQkS#yqSXF0a48V)
ウッドデッキに吹き抜けから光が差し込むリビングと、一体感のある形で使用することができるインナーバルコニーです。
②目線が気にならないインナーバルコニー
(引用元:http://www.aqura.co.jp/)
緑を設置することで人目を避けたインナーバルコニーが完成します。
ゆったりとくつろげる空間ですね*
③窓に面したインナーバルコニー
(引用元:http://www.greenlife-hyogo.com/)
リビングから出入り可能な動線とし、広々とした空間を演出しています。
④広々としたスペースを確保した設計
(引用元:http://unique-architectures.com/)
雨風に強く、奥深さがあるため、雨の日でも洗濯物を干すことができます*
⑤ウッドデッキを敷いたインナーバルコニー
(引用元:https://sumaidea.com/)
適度な日陰ができるため、夏は涼しく快適に過ごせる設計のインナーバルコニーです。
⑹奥行を持たせたインナーバルコニー
(引用元:http://sumitai-ie.jp/app/wp-content/uploads/2015/01/112.jpg)
ウッドデッキとし、奥行きがあることで広々とした空間を演出できるインナーバルコニー。
部屋続きになっているため、より開放的な空間として利用することができます。
⑦壁半分に窓を設け明るさを取り入れたインナーバルコニー
(引用元:https://www.k-ecohouse.co.jp/blog/files/i-works4.jpg)
部屋全体を木のぬくもりで演出するだけではなく、壁半分に窓を設ける設計とすることで、家の中に自然光を取り入れることができるインナーバルコニーを設計することができます。
⑧和と洋を融合させたインナーバルコニー
(引用元:https://selcohome.jp/)
日本風の和室と続いて洋風を組み合わせた温かみのあるインナーバルコニーです。
同一空間ながら、それぞれに個性的な空間を演出することができています。
⑨素敵な空間を演出するインナーバルコニー
(引用元:https://selcohome.jp/media/images/_u/work/20-6.jpg)
お友達とティータイムを楽しめるような空間です。
インナーバルコニーを趣味の場所として利用するなど、ひとつの優雅な空間として活用できる設計です。
⑩洗濯物を干すスペースとしておすすめ
(引用元:http://up.gc-img.net/)
雨の日など、どうしても洗濯物が乾きにくいという日でも、狭いスペースでもこのようなインナーバルコニーだと、安心して洗濯物を干すことができます*
今回のまとめ
平屋にインナーバルコニーを作るととても便利かつ、その実例やインナーバルコニーについてメリットやデメリットを調べてみましたが、いかがでしたか?
一般的に設計するバルコニーとは異なり、インナーバルコニーの使用用途はたくさんあります!
インナーバルコニーは設計するととても快適に過ごすことができると言えますが、本来、本当にそのインナーバルコニーが必要か否かについては、その施工費用から考慮すると再度入念に検討する必要があると言えます。
それでもどうしてもインナーバルコニーの設計を譲れないという場合は、
- 建築予算を見直す
- 他の部分で設計のコストダウンをはかれる場所を探す
など、できるかぎり予算内におさまるように計画を行いましょう♪