「平屋で2LDKの家を建てたい!」と思い立ったはいいものの。。
- 平屋で人気の間取りってどんな間取りだろう?
- どんな間取りにしたら家族がくつろげる空間になるのだろう?
- 平屋ならではな特別感を間取りに盛り込む工夫はなんだろう?
- オシャレな平屋にしたいけど、どんな間取りだとカッコよく見えるのだろう?
などと、お悩みの方は多いと思います!
平屋はあなたと家族だけの、心身共にゆっくり過ごせる空間を実現できる魅力的な住居です!
今回は、そんな【平屋2ⅬⅮKの間取りの工夫やポイント】を、様々な間取り図と一緒にご紹介します*
もちろん、平屋のもつメリット・デメリットを踏まえた上での解説もしますので参考になること間違いなしです!
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平屋2LDKの間取りで気を付けたいポイント&アイデア
では人気の間取りをご紹介する前に、平屋ならではの。。
- 注意するべきポイント
- 空間を有効活用するアイデア
をご紹介したいと思います!
基本的な事から応用編まで様々な事があるので、是非間取りづくりに活用して下さい♪
①視覚効果
平屋は2階建てと比べると圧倒的に、
- 屋根
- 天井
- 床の高さ
の自由度が高い建物です!
平屋は建物そのものの高さがないために、法律で高さ制限の影響を受けることはほとんどありません。
そのため、屋根の形状を自由に決められるので、2階建てよりも高い天井を作ることができます。
上階があると平らな天井を作らないといけませんが、2階のない平屋なら天井の形も自由にできるのです*
斜め天井(勾配天井)は高い位置にある窓と組み合わせることにより広々として、それでいて寂しくない空間になります♪
また、階段が必要でないということは、建物自体が2階建てに比べて構造的に必要となる壁や柱が少なくてすむということです。
平屋は2階建てよりも、すっきりとした間取りが叶う建物なんですね!
さらに、平屋は庭とのつながりを持たせる間取りにすることでも、素晴らしい視覚効果が得られます*
敷地の関係で庭までとはいかなくても、縁側のようなスペースを間に設けることで、外の雰囲気を楽しむ家にすることができます。
その中でも、中庭はいちだんとおススメです!
中庭があることで空間にメリハリが生まれます。
そして、中庭を通して向かいの家族の様子を見るということは、家族との距離感が近くなりすぎる、という平屋のデメリットを補う効果が期待できるのです!
②玄関の広さ
平屋の間取りづくりで『玄関をどれくらいの広さにしたらいいのだろう?』と悩む人は多いです。
一般には収納部分と合わせて玄関の3畳程度はあった方が良いとされています。
しかし、住む人によって玄関に収納したい物はちがってきます!
玄関に収納すると便利なモノ
- 靴
- 傘
- レジャー用品
- キャンプなどのアウトドア用品
- ゴルフ道具
- ラケットなどのスポーツ用品
- 自転車の空気入れ
- 工具
- 掃除道具
- ガーデニング用品
- ベビーカー
- 子供の砂遊びのおもちゃ
- コート類
- ペットのお世話グッズ
- 宅配便用の印鑑と文房具
- 鍵類
このように、ありとあらゆるものを玄関に収納したいと多くの人が思い描いています!
まずは、自分たちが玄関に収納したい物をきちんと把握して、必要な収納スペースの大きさをつかんでおきましょう。
ですが、玄関の収納スペースが大きくなりすぎて、結果として家全体と玄関との間取りのバランスが悪くならないように注意してください!
せっかくの天井高の自由がきく平屋なので、玄関に吹き抜けを作ってバランスをとるというのも一つの手ですね*
他に、奥行きや間口を大きくとることで全体的なバランスをとることもできます♪
③天井の高さ
先ほどお話したとおり、平屋は2階建てに比べ天井高を自由に設定することができます。
天井が高いと、開放的で高級感のある空間が生まれますが、同時に冷暖房や照明器具のコストやメンテナンスの負担が大きくなったりするというリスクも発生します。
また、和室やトイレのように、低い姿勢で過ごす空間に高い天井を設けると、逆に落ち着かなく感じて逆効果!
なので、ロフトや小屋裏収納などを間取りに取り入れて、家の中で天井を高くする場所を限定させるのがおすすめです*
④床の高さ
フラットな床だけでなく、例えば”ダイニングルームよりリビングルームを少し低く作る”などして高低差をつけるというのも、平屋の方が取り入れやすいです*
2,3段でも床の高さを変えるだけで視点が変わって、家の中でのコミュニケーションも増えたりします*
寝室だけ一段高く作って低い壁を立てることだけでも、ゆるやかにプライベート空間を演出できでおすすめです!
⑤ロフト、小屋裏収納
せっかくの天井高の自由がきく平屋なのですから、間取りにロフトや小屋裏収納を取り入れてみてはいかがでしょう?
先ほどの和室やトイレなど、低い天井と相性の良い空間の上部に設けることで、空間をムダなく使えますね!
⑥プライベートルームの配置
とくに寝室や浴室などは、どこに配置するか注意が必要です!
道路と反対側に配置することや、外構に目隠しを作るなどの工夫が必要です。
また、壁で閉じてしまうと個室は想像以上に暗くなります。
天窓を設けると明るさを保つことができるので、窓での工夫がポイントになってきます*
⑦動線
平屋は2階建てに比べて壁や柱の必要数が少ないので、間取りをすっきりとさせることが可能です。
さらに、回遊動線を取り入れることで、よりいっそう移動が楽になり、家事の負担が軽減されます。
しかし、回遊動線には通路や出入口が増えることによる、有効スペースが減少する問題もありますので効果的に取り入れたいですね!
⑧日当たり・明るさの確保
建築面積が2階建てより広いので、平屋の建物中心部は案外暗くなりがちです!
ワンフロアの面積が広い分、間取りの中心部分までは光が届きにくいのです。
- 屋根の高さを部屋ごとにずらして設け、すき間を高窓にする
- 斜め天井(勾配天井)を活用して高い位置に大きな窓をつける
- 中庭を作る
などで明るさを手に入れる工夫が必要ですね!
⑨防犯面
平屋に寝室があると、窓を開けて寝るのが防犯上心配な方も多いと思います。
人が入り込めないくらいの幅の細い窓にすることで、そういった不安は払拭されます。
平屋では防犯対策で、泥棒が入る気を削ぐ工夫も怠らないようにしましょう。
おすすめの防犯対策
- 窓自体を二重窓にする
- 防犯用格子を設置する
- 防犯フィルムを貼る
- 外構に大きな音のでる砂利を敷き詰める
- センサーライトを庭に設置する
2LDKで人気の平屋の間取り20選*
では、ここまでの平屋の間取りでの注意点やアイデアを含めて、人気の間取りをご紹介します!
今回は2LDKの間取りに特化してご紹介しますが、3LDKや4LDKでも活用できるアイデアばかりなので、是非参考にして下さい*
パーティー好きにもおすすめ!ウッドデッキのある間取り
(引用元:https://www.sumai-fun.com/madorishyu/10/02-1/hiraya-24tsubo-wood-deck.html)
ウッドデッキが外と内をやさしくつなぎ、開放感はバツグンです!
ウッドデッキが屋根付きで広いので、バーベキューやプール遊びをしたりと多目的に使えますね*
移動が楽な動線の短いコンパクトな間取り
(引用元:https://www.sumai-fun.com/madorishyu/10/02-1/hiraya19tubo.html)
回遊性があり、家事がしやすい平屋の間取りです*
また、寝室からトイレ、洗面所、浴室が近くて高齢者や介護にも適しています。
玄関、キッチンに何度が直結しているところも素晴らしいですね!
中庭のある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/中庭のあるおしゃれな平屋の間取り図.html)
中庭に続く縁側が、第2のリビングになりそうな平屋の間取りですね♪
お風呂上りに中庭を眺めてくつろぐこともできそうですね!
中庭を中心に広がる平屋の間取り
(引用元:http://hiraya-navi.net/#plan)
中庭を中心に各部屋が繋がる、平屋の良さを生かした間取りです*
中庭が寝室から見えるのがいいですね。
細長い敷地の小屋裏収納のある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/一人暮らしのための2ldkの平屋の間取り.html)
都市部に多くみられるのが、細長い形状の土地です。
LDKに近い方に水回りをまとめているので暮らしやすい平屋の間取りですね♪
シューズクロークが玄関土間と廊下の両方から入れるところもおすすめ!
3人でも暮らせるシューズクロークのある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/シューズクロークのある平屋の間取り図.html)
個室が大きなクローゼットに隔てられているので、それぞれのプライバシーも確保できる間取りです。
収納もたっぷりあるのですっきりと暮らせそうですね!
子育て家族向けの間取り
(引用元:http://www.justhome.info/e11.html)
キッチンから水回りが全て近く、家事動線が短いです。
リビング横の和室が子供のお昼寝や来客にも対応でき、何かと便利ですね*
キッチンから子供を見守ることができる、安心な平屋の間取りです。
ロフトのある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/平屋-間取り-2ldk-ロフト.html)
水回りとLDKの上部がロフトと勾配天井を組み合わせた造りなので、リビングは開放感があります。
図面で見るよりも広さを感じられる間取りです♪
縁側のある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/平屋の間取り-2ldk.html)
南側に長く作られた縁側(デッキ)がのびやかでいいですね。
全ての部屋に縁側がつながっているので、家族の一体感を感じられる間取りであるといえます!
防犯にもなる!クルマ好きな方向けの間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/ガレージハウス-間取り.html)
ガレージ内には物入が豊富にあるのも魅力的♪
ガレージ入口はシャッターになっているので防犯対策にもなりますね!
ローコストでコンパクトな間取り
(引用元:https://www.sumai-fun.com/madorishyu/10/02-1/217.html)
それぞれの部屋への動線が短くて楽です。
全てがコンパクトに納まっているので、あまりモノを持たない方でしたら十分快適に暮らせます*
アーリーアメリカンな住宅の間取り
(引用元:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_ud2001/156405_0001_09/jitsurei/jc_0003/)
玄関先のデッキがアーリーアメリカンな風情を醸し出しています。
ブックスペースがある間取りも人気ですっ!
今日泊まってく?人を招きたくなる間取り
(引用元:www.shinyoh-home.com/e293.html)
広いリビングに隣接する部屋はいずれも和室です。
和室だと急な来客でも臨機応変に客間として利用できますね♪
スペースを有効に使い切る間取り
(引用元:http://madorizu.livedoor.biz/archives/2466425.html)
あえて廊下を作らず、スペースを有効に使い切った平屋の間取りです。
スペースの限られた平屋建てならではの、ミニマムな暮らしが実現できそうです♪
収納力のある人気の間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/収納の充実した30坪の平屋の間取り図.html)
玄関ホール付近に収納がかたまっているので、お出かけ前の忘れ物などもストレスなしで対応できそうですね。
寝室のクローゼット、パントリーにリビング収納も完備しているので、生活感のないスタイリッシュな空間を演出できる間取りです*
スキップフロアのある間取り
(引用元:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_nexthousegroup/148788_0004_23/jitsurei/jc_0006/)
スキップフロアにすることで、上の空間を有効活用することができます。
階段も長くないものが2か所あるので、移動もスムーズにできますね♪
リビングとダイニングが違う高さになるので、目線も変わってメリハリのきいた空間になります。
猫と暮らす中庭テラスのある間取り
(引用元:http://ohm-home.com/madori/50/)
洗面台の下部と、それに続く廊下部分になんと猫ちゃんのトイレとご飯コーナーを設置した間取りです!
外の空気を感じられ、さらに部屋をキレイに保ちやすいという人にも猫にも優しい家ですね*
バリアフリーに特化した間取り
(引用元:www.nakaura-kenchiku.jp/concept/free/bariafree.html#ba3)
それぞれの部屋がリビングに近く、動線を短く過ごすことができます。
玄関へのアクセスも楽なのも嬉しいポイントです♪
浴室やトイレもリビングとの温度差が少なくなり、ヒートショックの予防を期待できる間取りですね!
夫婦別寝室の間取り
(引用元:https://www.sumai-fun.com/madorishyu/10/02-1/夫婦別寝室でも互いの距離感を調節できる平屋の.html)
生活時間が違う、いびきの音が気になる、など、本当は寝室を分けたいと考えている夫婦は意外と多いです。
引き戸で仕切ることで、つかず離れずの距離感が生まれます。
吹き抜けとインナーテラスのあるダイナミックな間取り
(引用元:http://madori.archi21.co.jp/2012/02/073/)
大きな吹き抜けとテラスが印象的な間取りです。
玄関に続くインナーテラスはそこで小さなお子様を遊ばせるもよし!自転車やバイクをとめるもよし!と様々な使い方ができます♪
ロフトも広々としているので、将来的に子供部屋や趣味の部屋としても活用できそうでワクワクする間取りです。
色々なハウスメーカーの間取りを比較するべき理由
間取りの実例を数多く見ることで、家づくりになくてはならないバランス感覚というものが研ぎ澄まされていきます。
バランス感覚は、家の間取りを考える上で非常に重要です。
例えば玄関が家全体に対して大きすぎる、小さすぎる家はどこか違和感があります。
しかし、バランス感覚が研ぎ澄まされていくと、この違和感を敏感に感じ取ることができるのです。
また、間取りには様々なアイデアが隠されています!
あなたのライフスタイルにあったぴったりの平屋の間取りはどんなモノなのか、色々なアイデアに触れることで分かることが沢山あるはずです*
そして、重要なのは建築費用面!
間取りの相見積もりによって価格交渉はもちろん、相場よりも建築費用が高いハウスメーカーも分かります。
間取りだけでなく、費用面も比較するべき大切なポイントです!
《間取り比較は平屋専門の資料請求サイトがおすすめです!》
ハウスメーカーを決めてしまう前に、各ハウスメーカーの間取りは必ず比較しましょう!
平屋に限らず、お家づくりの際は、できるだけ沢山のハウスメーカーを比較することがおすすめです*
下記の平屋に特化した専門サイトでは、平屋の家を得意とするハウスメーカーを簡単に探すことができるので、平屋の家づくりの役に立つこと間違いなしです!
今回のまとめ
いかがでしたか?お気に入りの間取りはありましたか?
平屋を建てる上で、これだけは叶えたい!というポイントの1つや2つはあると思います。
もしくは先ほど挙げたテーマ以外にも、重要視したいポイントがあるかもしれません。
平屋ならではのメリットデメリットを上手に考慮した上で、あなたの叶えたいことを盛り込んだ間取りを作ることができるよう、多くの間取りを研究してみてくださいね♪