平屋住宅は土地の広さが必要と思われるかもしれませんが、そこまで広い土地でなくても、小さい家でも快適な平屋住宅を建てることは可能です!
間取りのアイデア次第で、小さな家でも広々と感じられる平屋住宅になります*
では、どのようなコンパクトな平屋の間取りがあるのか?
今回は小さな平屋住宅の参考になる間取り実例をご紹介します*
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小さな家でも快適な平屋住宅の間取りのポイント
これから注文住宅で平屋住宅を建築予定の方は、どこよりも住みやすい平屋住宅の間取りを模索されていると思います。
また、色んな間取りを検討してみても、やっぱりシンプルな間取りの方が住みやすいのでは?と感じている方も少なくありません。
そこで、今回は”小さな家でも快適な平屋住宅の間取りのポイント”についてご紹介したいと思います*
ポイントはズバリ。。
- 天井高
- 廊下
- 収納スペースの工夫
この3箇所にあります!
①天井高で変化させる!
平屋住宅は2階建てや3階建てとは異なり、天井高は自身の希望通りに決めることができます。
また、平屋であれば2階がないため、天井高は自由自在に設計することができます。
最近ではモダンテイストやスタイリッシュなデザインの屋根も多くあるため、平屋住宅を建築する楽しみも増えています。
平屋住宅を建築する際は、屋根の形をどのような形状にするかによって天井高が決まる他、天井高に合わせた屋根の形状を決めることもあります。
では、平屋住宅で天井高を高くする場合はどのようなメリットがあるのでしょうか?
- 部屋の空間を広く演出させることができる
- 開放感のあるリビングを設計することができる
- 天窓を設けることで家の中に光を取り入れることができる
- 照明は明るく大きいサイズを設置することができる
- 高さのある観葉植物を飾ることができる
など、まさに小さな家でもそれを感じさせないようなメリットが沢山あります!
しかし、天井高であることから、エアコンの効率が悪いことや、設計次第では天井高としても部屋が狭く感じる場合もあります。
そのため、設計段階でしっかりと部屋の開放感を演出できる設計となるようにしておくことがポイントです♪
②廊下をなくす!
平屋住宅は、ワンフロアで完結させるために、それなりに広い土地が必要になります。
そのため、できるだけ無駄なスペースを省く方が居住空間に広さを持たせることができます。
つまり、廊下となるスペースをなくすことで、部屋を広く設計することができるだけではなく、家の中の使い勝手も良くなり、動線が確保されるメリットが多いと言えます。
さらに、廊下をなくすことで部屋と部屋との距離感も生まれ、家族とのコミュニケーションも取りやすくなります。
よく平屋住宅で設計される間取りとしては、リビングを中心に洋室を設計するケースです。
この場合、家族が必ずリビングを通過しなければ洋室への出入りができないというスタイルです。
このような、無駄なスペースを作らず、部屋に広さをとる間取りがとても人気となっています。
③収納スペースの工夫
平屋住宅は屋根の設計を入念に行えば、ロフトや屋根裏収納を作ることができるため、2階建て住宅と比較しても実は収納スペースを多く確保することができます。
また、ロフトを作ることでその場所を子供の遊び部屋として活用したり、旦那様の書斎として利用するなど、使い方も自由自在です*
そして、家の中に必須となる収納についても、屋根裏収納の設計が平屋住宅においてとても人気のあるスタイルとなっているのも事実!
屋根裏収納であれば人目につくこともないので、部屋全体が広々と感じられますよね?
ただし、ロフトや屋根裏収納はどうしても太陽の熱がこもりやすいため、できるだけ屋根から距離を置いた位置に設計するようにしましょう。
夏の暑さ対策のためにも、屋根に断熱材を使用して設計されることをおすすめします。
平屋住宅*小さな家の間取り16選
では実際に小さな家の平屋住宅でも空間を有効活用している、暮らしやすい間取りを20種類ご紹介します!
部分的にも参考になるので、是非間取りに取り入れてみて下さい*
パントリーのある平屋の間取り
(引用元:http://平屋間取り.com/)
キッチンにパントリーを設け、リビングと一体化した使い方ができる設計となっているため、住みやすい動線を確保した平屋住宅です。
比較的動線もコンパクトで馴染みやすい間取りです*
24坪コンパクトな東玄関の間取り
(引用元:https://www.fukuyasangyo.com/lineup/1219)
24坪という広さでありながらも必要なお部屋を確保し、人が使い勝手の良い動線を実現した間取りです。
玄関方向を東と西で選択することができるため、土地の向きに応じて柔軟な設計が可能です。
ウッドデッキのある間取り
(引用元:http://www.justhome.info/e14.html)
ウッドデッキをリビングからの動線につなげ、洗濯物を干すスペースや子供を遊ばせる場所としても利用することができます。
輸入ハウス風のスタイルであることから、飽きないシンプルな造りとなっています。
20坪2LDKの小さな平屋住宅
(引用元:http://www.justhome.info/e11.html)
リビングと和室が庭に面しているため、外からの光を部屋の中に取り入れることができます。
広々とした空間をもたせた設計です。
小さな家でも居室は広々な平屋
(引用元:https://compact-house.jp/)
2LDKで住みやすさを考慮した設計です。
一派的な広さよりも少し広めのお部屋を確保し、収納力のある設計が魅力的な間取りです。
横長コンパクトな平屋住宅の間取り
(引用元:http://www.style-works.jp/archives/281.html)
細長い土地でも上手く空間を使った平屋の間取りです*
土地が小さくても、小さな家でも狭さを感じさせませんね!
子育てママに嬉しい平屋住宅の間取り
(引用元:http://www.justhome.info/e202.html)
キッチン横のデスクスペースが、家事中のちょっと一息つける場所になったり、子供の勉強スペースになったり。。
ママには嬉しい工夫が詰まった家事動線も良い間取りです*
和洋室を備えた間取りプラン
(引用元:https://jutakunavi.web.fc2.com/hiraya/24thiraya3ldk0619.html)
24坪ながらLDKを広めに設計したプランです。
キッチンが対面式であるため、小さなお子様のいるご家庭も家事をしながらお子様の姿を見守れる間取りですね*
正方形を有効活用した間取り
(引用元:http://平屋間取り.com/25坪-平屋-間取り.html)
25坪で3LDKと家族4人の生活も十分可能です。
正方形の平屋住宅の間取りであるため、無駄なスペースがありません。
コンパクトでも暮らしやすい4LDKの間取り
(引用元:https://searshome.co.jp/sb/2015/11/1296.html)
24坪のコンパクトサイズの平屋住宅ですが、収納を屋根裏に設計するなど、場所の使い方がとても上手な間取りプランです。
中庭のある平屋の間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/)
中庭に縁側を設計し、のんびりと過ごす時間が持てる間取りです。
細長い敷地の小屋裏収納のある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/)
細長い形状の土地でも、設計次第で生活しやすい平屋住宅の間取りとすることができます。
動線の良さや収納も確保された、まさに都市部でも建築可能な間取りプランです。
3人でも暮らせるシューズクロークのある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/)
クローゼットに隔てられている洋室があるため、同じ家に居住しながらもプライベートも確立させることができる間取りです。
子育て家族向けの平屋の間取り
(引用元:http://www.justhome.info/e11.html)
キッチンから水回りが近いため、全体的に動線が短い間取りです。
キッチンからも子供の姿を確認できる安心設計です。
広々ロフト収納のある間取り
(引用元:https://平屋間取り.com/)
勾配天井とロフトを組み合わせていることで、リビングに開放感を持たせた間取りです。
収納は多いに越した事ないですねっ!
スペースを有効に使い切る間取り
(引用元:http://madorizu.livedoor.biz/archives/2466425.html)
廊下を作らないことで、各部屋に広さを持たせる平屋の間取りです。
限られたスペースを最大限に生かし、コンパクト設計ながらも広さを演出することができます。
今回のまとめ
小さな家でも暮らしやすい平屋住宅の間取り20選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
平屋住宅の場合、天井高が高いほど家の中の印象はとても良くなると言えます。
また、天井高の工夫を凝らすことで、小さな家でも開放感を持たせて間取りにすることができます。
そして、ロフトや屋根裏収納を設計することで、広々とした平屋住宅の建築が可能です。
また、廊下スペースをなくし無駄なスペースを作らないよう、その分お部屋を広々と設計するなど。。
これから平屋住宅の建築を検討されている方は、ぜひこれらを実践し素敵な間取りを完成させて下さい*