ペットと快適に暮らせる平屋のお家を建てたい!という夢を持っている人も多いのではないでしょうか?
せっかく平屋のお家を建てるのであれば、おしゃれな家でありながらも人間もペットも快適に過ごせる間取りにしたいですよね*
間取りや内装を少し工夫すれば、ペットと暮らす家も”より快適に素敵なもの”になります!
そこで今回は、
- ペットと人間にとって心地いい平屋とはどんな間取りなのか?
- ペットと暮らす家はどんな工夫をすればいいのか?
というアイデアをご紹介します*
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飼うペットによって平屋づくりのポイントは変わる!
”ペットと暮らす”と言うと、どんな動物を思い浮かべますか?多数派はやはり”犬と猫”でしょうね*
最近はフェレットやミニブタなど、珍しいペットを飼う人も増えてきていますが。。やはりペットを飼うというと犬か猫という人が圧倒的に多いと思います。
犬と猫両方飼っているお家もあるとは思うのですが、ペットの種類によって習性は全く違います。
ですので、その習性に合わせて間取りや設備を工夫すれば快適な平屋のお家が出来上がること間違いなし!
では、犬や猫にはどんな習性があるのでしょうか?
平屋の間取りを考える前にペットの習性を把握すると、ペットと暮らす家に必要な部分が見えてくるはずです!
犬の習性や工夫とは?
犬はもともと先祖がオオカミなので、オオカミの習性を受け継いでいるのもありますが、個体によって体格差もあります。主な習性や工夫したいポイントとしては、
- 運動することが大好き!お散歩は毎日行きたい!
- 自分のスペースが欲しい。安心できる場所がほしい。
- 室内犬であれば床は滑らないほうが嬉しい!
- 群れで生活していた名残でけっこう寂しがりや。
- 暑さや寒さに弱い!
- 室内にもトイレスペースが必要
などがあげられます。
猫の習性や工夫とは?
猫の主な習性やポイントとしては、
- 自由人!同じところにいるというよりも自由に動きまわる。
- きれい好き!汚い所には行きたくないしトイレも汚いとしたくない。
- 高い所が大好きなので、壁や天井付近にキャットウォークが欲しい!
- ひなたぼっこが大好き。
- 爪とぎをすることで、ストレス発散やマーキングをする。
- 新しいお家でも気にせず壁に爪を立てる。。!
などがあげられます。
犬と猫に共通するポイントは?
犬と猫の特徴をあげましたが、共通する部分もあります。
それは。。
・自由に動き回るのが好き
・床はすべらない素材のものがいい
・排泄ができるスペースと寝るスペースはきちんと確保してあげる
ということがあげられます。
ペットが犬か猫どちらかにしても、この3点は必ず頭に入れておきたいポイントですね♪
犬と暮らす平屋で工夫したい間取りのポイント*
犬のいろんな特徴をあげてきましたが、この習性を生かした具体的な間取りを考えてみましょう!
①余裕があればドッグランスペースを!
(引用元:https://www.niwakobo.jp/works/w_style/w_natural/dogrunsibaniwanatyuraru.html)
運動大好きな犬のために、庭にちょっとしたドッグランでもいいので設置してあげると、ペットはとても喜びます!
その際には、犬が外に飛び出さないようにきちんと柵を設けるなど、周辺への配慮も必要です。
②専用の洗い場
(引用元:http://www.ggw.co.jp/item/entry/post-21/)
お散歩から帰ってきたときに足を洗う場所を設置してあげると、家の中が汚れずにすみます。
夏場はそこでちょっとした水遊びもできるかもしれませんね♪
玄関脇や勝手口など、お散歩から帰ってきて使いやすい場所に設置するととっても便利です!
③ペットグッズの収納スペース
玄関にお散歩グッズをしまえるスペースがあれば、すぐにお散歩に行くことができます。
玄関にリードやフードなど、細々としたものがお散歩グッズなどを収納できると楽ちんな生活動線となりますね*
④間取りにトイレスペースを確保する
(引用元:http://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/visit/vol100/index.html)
犬はきちんとしつければトイレ以外のところで糞尿をしないので、新しい平屋のお家でもトイレを置く場所をきちんと決めてあげましょう!
できれば間取りづくりの段階で、トイレの場所を決めてしまうのがおすすめです!
その際には、飛び散らない工夫やお客さんに見えにくい場所にしたほうが、トイレ周辺の見た目もスッキリきれいに見えるのでおすすめです*
⑤キッチン周辺の侵入対策!
自由に動けるようにしてあげたいとはいっても、キッチンは火や包丁を使うので危険がいっぱい!
なので、おしゃれなゲートをキッチンの入り口に設置してあげるなどして、危険から守ってあげましょう。
今はこんなオシャレな柵もあるので、インテリアの邪魔にもなりません♪
お子様がいる方は、小さなお子様との暮らしで気をつけている事を、ペットに置き換えて考えると分かりやすいかもしれませんね♪
⑥ペットスペースを確保する!
(引用元:http://www.san-m.net/blog/post20160619409.html)
やっぱり犬が一番落ち着くのは自分のゲージなどの寝床*
大型犬だと難しいかもしれませんが、ゲージやサークルを置くスペースを確保しましょう。
窓際だと夏熱くなってしまうので、少し離れた風通しの良いところがオススメです*
これも間取りの段階で考えておかないと、後々ゲージを置く場所に苦労します!
なので、平屋でのペットとの生活を想像しながら、間取りづくりの段階でベストなゲージ置き場を決めて置くのが一番です*
もしくは、間取りにペットスペースを作ってしまうのもアリです♪
猫と暮らす平屋の間取りで工夫したいポイント*
では次に猫の習性を生かした、具体的な間取りを考えてみましょう。
①オシャレなキャットウォークが人気!
(引用元:https://www.hd-s.jp/weblog/)
猫は高い所が大好きで!壁や天井付近におしゃれなキャットウォークを設置するお家が増えています。
インテリアにも馴染むキャットウォークを設置すれば、ワンランク上の平屋になり猫ちゃんも大喜びで一石二鳥ですね♪
②爪とぎ防止対策は必須!
猫は生理現象で爪とぎをします。そして、新しいモノが大好きなので、新しいお家の壁も大好物!
壁や柱で爪とぎをすると、せっかくのお家がボロボロになってしまいます。
爪とぎしやすい場所には防止シートを張ったり、猫が嫌がるにおいをつけておく対策が必要です。
傷の目立たない腰壁を壁に設置するアイデアもあります*
また、爪とぎ用の椅子など、おしゃれで機能的な商品も売っていますので活用したいですね*
③猫専用の出入り口を作る
(引用元:https://ienakanote.com/member/428/record/17423/)
猫は家の中を自由に動きたがるので自由に部屋を行き来させてあげたいですが、ドアを開けっぱなしにすると冷暖房効率が悪くなります。
そこで、猫専用ドアをつけた建具をつけると、とっても便利です!
猫が出入りしてもいい部屋のドアに専用ドアを付けてあげれば、ドアを爪でガリガリとする事もなくなり、傷防止にもなります*
④日向ぼっこスペース
(引用元:http://kyoto-tabiya.com/blog_higashiyama/)
猫は日向ぼっこが大好きなので、縁側など屋外で日向ぼっこできるスペースを設けてあげるのもおすすめです。
ウッドデッキや中庭など、平屋との相性も良く、活用方法は沢山あり人気です*
きっとペットのお気に入りの場所になりますね♪
⑤トイレを置く場所をきちんと決めておく
犬と同様、トイレの場所は間取りづくりの段階から決めておくのがおすすめです!
新居に入居してから、思ったようにトイレの場所が定まらない。。なんて事にならないように、事前に考えておきましょう♪
ペットにとって平屋の家はとっても快適!
ここまでペットと暮らす家での工夫やアイデアをご紹介してきましたが、ペットと暮らす家で平屋はメリットが多いです。
犬や猫は家の中で自由に動き回ることも多く、階段のある家では階段の上り下りを自由にする子もたくさんいます。
しかし、ペットにとって階段はとても滑りやすい上に、急だと踏み外してしまうこともあります。
またペットが高齢になり足腰が弱くなってしまうと、気持ちは上りたいのに体はついていかない。。といったことが起こります。
しかし平屋の家は階段がありませんので、そんな心配はしなくて済みます*
人間と同様、階段がないフラットな平屋の家は、犬や猫にとってもメリットがある家なのです。
ペットと平屋で暮らす間取りのいろいろな工夫をあげてきましたが、一番重要なことがあります。
それは【自分のお家を一番落ち着く場所にする】ということです。
飼い主さんと快適で安全で楽しく暮らしていくことこそが、ペットにとって一番幸せなことなのです。
ペットにとっても人間にとっても快適な平屋のお家になるように、工夫の詰まったお家になる事を願って言います*