平屋住宅を建てたいと考える理由はいくつかあると思いますが、その中には、
- コンパクトだけど最高な間取りを実現したい!
- すべてがワンフロアで済む住み心地の良い間取りを実現したい!
ということが含まれているかと思います*
しかし、平屋の間取りで失敗すると、敷地内に理想の間取りが収まりきらなかったり、使いにくい間取りになってしまったりということが起こり得えます。
そういった失敗をなくすために、平屋の住み心地についてのリアルな口コミなどを参考にしながら、平屋の最高の間取りとはどんな間取りなのか考えてみましょう!
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平屋の住み心地って実際どうなの?
では実際、平屋に住んでいる方は平屋の住み心地についてどう思っているのでしょうか?
実際に平屋を建てた人の口コミで、平屋についての、
- 良い口コミ
- 悪い口コミ
に分けて紹介したいと思います!
良い口コミ
- ワンフロアにすべてがあるので、移動がらくでいい。
- 家族のコミュニケーションが取りやすい。
- 階段部分がないので、その分居室にすることができる。
やはり、平屋の一番のメリットはワンフロアで完結するので移動が楽だということです。
階段の上り下りは特に高齢になってくると大変になるので、これは大きなメリットです。
また、生活動線も必然的に少なくなったり、その結果家族のコミュニケーションが取りやすくなったりといったメリットも出てくるんですね。
そして、階段部分に必要な面積は、だいたい2~3坪になると言われています。
平屋だとこの部分が不要なので、その分他の部屋の面積を増やすことができます。
これらの坪数を削れるとなると、例えば同じ坪数の2階建てよりも居室を広く取れたりできることになります!
悪い口コミ
- 日当たりが思ったよりもよくなかった。
- 部屋によって日当たりに差があり、特に廊下の日当たりが悪い。
- プライベート空間をうまく取れなかった
平屋のデメリットで一番あげられるのが、日当たりに関することです。
平屋は2階建てよりも高さがない分日当たりが悪くなりがちです。
設計の段階でいろいろと考えていても、実際に建ててみたら思った以上に日当たりが悪くて住み心地が悪かったということもありえます。
また、平屋というとリビング等を広く確保したり周遊できるような配置にしたりなど、開放的な間取りにする場合も多いのですが、2階部分がない分、プライベートな部分との境目がなくなりやすいというデメリットもあります。
このデメリット部分をどのようにカバーするかが、満足のいく平屋住宅のポイントですねっ!
平屋の家づくりでのデメリット部分の解決策は?
平屋の家での実際の住み心地は悪い口コミもありますが、この口コミを解決する方法はちゃんとあります!
例えば、日当たりの悪くなりがちな部分には、天窓をつけて上から採光をしたり、中庭を設けて北側にも光がいくような設計にしたりできます。
また、プライべート部分をパブリック部分を左右で分けたり、水回りや収納スペースをうまく配置することで、プライベート空間を確保したりもできます。
こういった工夫をすることで、平屋での最高の間取りができます!
デメリットをしっかりと把握した上で、どのように対策をしていくかが最高の間取りのカギになります!
平屋の家*最高の間取り7選!
それでは、平屋の最高の間取りとはどんなものでしょうか?
素敵な平屋の間取りの実例見て、参考にできる部分は平屋の家づくりの参考にしていきましょう♪
①テラスリビングを設けた平屋の家
(引用元:http://sfc.jp/)
こちらのプランは北側に玄関を配置し、南側はリビングなどを配置して日当たりの良さを確保しています。
また、テラスリビングを設けたことで庭とリビングの一体感や開放感を存分に味わうことができる最高の間取りになっています*
②無駄のないコンパクトな間取りの平屋
(引用元:http://www.misawa.co.jp/hiraya/img/madori/HY-0005.jpg)
こちらのプランは、2人でコンパクトに暮らせるような間取りになっています。
廊下の部分がないので、その分床面積も少なくて済んでいます。
生活導線がしっかりと考えられた家になっていますね!
③パブリックスペースとプライベートルームを分けた間取り
(引用元:http://www.misawa.co.jp/)
こちらのプランは、リビングなどのパブリックスペースと主寝室などのプライベートルームを左右で完全に分けているプランです。
これならプライバシーが上手に守られる最高の間取りではないでしょうか?
④大きな中庭のある平屋の間取り
(引用元:http://www.gas-efhome.jp/)
平屋のお家を建てる際には、採光をどのようにとるかが1つのポイントになりますが、このプランのように中庭を設けることによって、どの部屋からも光が入りやすくなるというメリットがあります。
こんな広い中庭に誰しもが憧れますよね♪
⑤広々6LDKの最高の平屋
(引用元:https://home-kensetu.com/)
こちらのプランは、平屋にもかかわらず6LDKの間取りです!
もちろん敷地が広くなければここまで大きなプランはできませんが、平屋でもこんなに広いお家を建てることができるんです*
⑥学習コーナーや収納スペースも居室も十分な広さを確保!
(引用元:https://home-kensetu.com/)
こちらのプランは、5LDKでそれぞれの居室も6畳以上が確保できているうえに、学習コーナーや収納スペースも確保できています。
外観はシンプルですが、その分広さが確保できてとても住みやすそうですね。
⑦夫婦それぞれの想いがつまった自由な発想の間取り
(引用元:https://www.daiwahouse.co.jp/)
こちらのお家は、夫婦2人のための家になっています*
リビングを開放するとガーデニングや家庭菜園を眺めることができたり、読書スペースを設けていたりなど、夫婦それぞれが楽しめる間取りです。
寝室が真ん中にあるというのも自由な発想といえますね!
平屋の最高の間取りづくり3つのポイント!
平屋を最高の間取りにするポイントは3つですっ!
このポイントさえ押さえておけば、失敗しない最高の平屋の間取りが完成する!と言っても過言ではありません。
是非参考に平屋づくりを進めて下さい*
①平屋は動線が命!
平屋の間取りを考えるときに重要なのが動線です。
平屋はワンフロアで完結できるので、階段を作らなくていい分、動線が短くなる傾向にあります。
しかし、部屋の配置の仕方によっては行き来が大変になってしまうで、その点は考えたいところです。
平屋の家は廊下をあまりとらなくて済む間取りが多いので、その点でも動線を少なくできます。
ですので、最高の間取りを考える際には動線を意識したいですね!
②平屋の情報収集は念入りに!
最近では、平屋は比較的地震にも強いこともあり、平屋の人気が上がってきています。
それでもまだまだ軒数は少ないのが現実です!
ですので、平屋の事例や平屋の現場を見学することはそれほど多くできるわけではありません。
ですので、平屋の現場見学会等があれば積極的に参加してみたり、平屋の間取りの実例集等があれば見てみるなど、様々な情報収集を行いましょう!
③各ハウスメーカーのカタログは参考になる!
先ほども書いたように、平屋のお家というのはまだまだ少ない傾向にあります。
そのため、間取り等の実例も少ないです。
ただ、最近では多くのハウスメーカーがホームページ等に平屋住宅のプランや外観のイメージなどを載せていたり、カタログを用意しています。
これらの資料は、間取りを考えたり、外観のイメージを膨らませるにはとても参考になります!
ですので、まずは平屋に関するカタログ等を取り寄せてみて、いろいろ参考になる部分を探してみましょう♪
《カタログ請求は大手サイトがおすすめです!》
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今回のまとめ
平屋の家の間取りについて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
平屋だと間取りや外観、光の取り入れ方など、2階建てなどとは違った考え方になり様々な角度から検討する必要があります。
ですので、いろいろなメリット・デメリットを考えながら間取りを作っていく必要があります。
素敵な間取りや実例を参考にして取り入れながら、平屋建てのメリットを十分に生かした素敵で住み心地のよい最高の間取りをつくれるように、情報収集は手を抜かないようにしましょう!