新築平屋での地盤改良の費用に注意!本当に必要か見極める方法




新築平屋も、家を建築する際は地盤調査と地盤改良を行うことになります。

これは、実際に建築後に家が斜めに傾いてしまったり、不同沈下や液状化現象を起こす、また、地震で家が倒壊・全壊してしまうことを防ぐために行うべきことです。

しかし、新築平屋を建築する際、本当に地盤調査や地盤改良を行う必要があるのか?

素人の私たちには分からないことがたくさんあります。

 

そこで今回は、新築平屋を建築する際、

 

  • 地盤改良が必要な場合の費用や種類
  • 本当に地盤改良を行わなければならないのか?

 

などについてまとめました!

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平屋でも地盤改良は必要?

ハウスメーカーは必ず地盤調査を行い、その結果、住宅建築に対応する基礎を設計&施工を行わなければなりません!

 

地盤が弱い状態なのに、地盤状況の確認を行わないまま基礎を設計・施工した場合、建築後に不同沈下が生じる可能性が高くなります。

もしも不同沈下などが起こった場合は、ハウスメーカー側が責任を負わなければならなくなります。

そのため、仮に依頼者であるあなたが地盤調査や地盤改良工事が必要ではないと申し出た場合でも、ハウスメーカーは責任を負わなければなりません。

 

このようなことから、どの土地に平屋を建築しようと、地盤調査や地盤改良工事が必要であると言えます。

ちなみに地盤調査、地盤改良にかかる費用はあなた側の負担となるのが一般的です。

 

なお、平屋住宅であることから、地盤改良工事の必要性を理解できないという場合は、ボーリング調査を行うなど、綿密な地盤調査を行い、納得して工事を進めていくべきだと言えます*

 

地盤改良が必要な土地とは?

では、地盤改良が必要となる土地はどのように見分けることができるのでしょうか?

 

①地盤改良が必要になるのはどんな時?

家を建築する際、その重さによって家全体が沈むことがあります。

この時、平均的な沈み方をする分には特に大きな問題はありません。

しかし、傾きながら沈んでしまう不同沈下が起こると、その後、その家での生活は難しくなります。

 

②地盤改良が必要かどうか調べる方法は?

地盤調査を行う際、地盤が建物をどれほど支える力があるか、その地耐力を調べることになります

もしも地盤が軟弱であった場合は、敷地周辺における調査も必要となり、

  • 埋め立て地である
  • 崖地である
  • 造成地である
  • 周辺道路に陥没歴や跡があるか
  • 擁壁にひび割れが起こっていないか

など、あらゆる事項に該当するか否かを調べることになります。

これらの情報と地盤調査の結果を確認し、本当にその時に地盤改良が必要か否かを判定することになります。

 

地盤改良の種類と費用

地盤改良には以下の3種類があります。

その方法と各方法における注意点、メリット・デメリット、費用についてご紹介します。

 

①表層改良

表層改良とは、セメント系の材料と土を混ぜ、締め固めを行うことで、地盤の弱い層を強く補強し、敷地の狭い土地でも強い土地に改良することができる工法です。

 

注意点

  • 改良しようとする深さよりも浅い場所に地下水位がある場合は表層改良を行わないこと
  • 地盤が強い箇所が傾斜している場合、表層改良を行うことで逆に地盤が緩くなることがあるため注意が必要
  • トラブル防止のため、隣家への状況説明を必ず行うこと
  • 業者が汚染物質を含む材料を使用していないか確認しておくこと

 

メリット

強度を維持できるうえ、安価で行うことができる

 

デメリット

実績ある施工会社に依頼しなければ、不同沈下の原因を招くことがあるため十分注意が必要となる

 

表層改良の費用

表層改良工事は、55〜70万円が一般的な相場費用です。

 

②柱状改良

柱状改良とは、地盤の弱い層が地表より2m以上8m以下の場合、土中にコンクリートの柱を埋め込み、地盤安定をはかる構法です。

 

注意点

  • 基礎が規定以上接地していることを確認すること
  • 敷地内の擁壁に柱状改良に底板を当てないこと
  • 土地が埋蔵文化財包蔵地内の場合は調査に時間がかかることがある
  • 業者が汚染物質を含む材料を使用していないか確認しておくこと

 

メリット

長期間に渡り強度を維持することができる

 

デメリット

現状復帰の費用が高額になる

 

柱状改良の費用

柱状改良工事は、65万円~100万円が相場費用です。

 

③鋼管杭打(こうかんくいうち)

鋼管杭打は、地盤の弱い層が地表から2m以上また、敷地の狭い土地など、大型の重機を使用した調査が行えない場合に行う方法です。

 

注意点

  • 強い地盤にまで鋼管杭が届かなければ、家を建築するための強度を保つことができない
  • 他の工法と比較しても騒音問題があるため、近隣住民に理解を得ておく必要がある

 

メリット

平屋から三階建てまで支える安定感がある

 

デメリット

支持層のない地盤であった場合は施工が不可能である

 

鋼管杭打の費用

鋼管杭打は、70〜120万円が相場費用です。

 

地盤改良が本当に必要なのか知る方法

新築平屋を建築する際、どのような建築を行う際も、地盤調査の必要性があることは分かりました!

しかし、本当に建築を行う土地に地盤改良工事が必要であるかについては、私たち素人ではどうしても判断がつかず、ハウスメーカーに依頼する他ありません。

費用も高額になるケースがあり、その費用相場もハウスメーカーによって異なります。

 

とは言え、およその相場費用を知らずに依頼してしまうと、相場以上の費用を支払っていたなどといったことになり兼ねません。

そうならないためにも、一般的な相場費用は知っておくべきだと言えます!

 

なお、その上で、もしも地盤改良の必要性について疑問がある場合は。。

セカンドオピニオンサービスを行う会社があるため、そのような会社を利用し適切な相場でサービスを提供してもらえる会社を探してもらうなど、ぜひ活用してみましょう!

 

このセカンドオピニオンサービスとは。。

施工店が出した地盤調査結果から、本当にこの土地において地盤改良工事が必要か否かを細部まで調査してくれるサービスを指します。

家を建築する際、多くの方はこのようなサービスを利用し、限られた予算内で建築費用を活用していると言えます。

このようなサービスを上手に活用するようにしましょう*

 

今回のまとめ

新築平屋を建築する際、地盤改良が必要な場合の費用や種類、本当にそれらの方法を行わなければならいのかについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

地盤改良を行うことは家の基礎づくりに必要なことであり、これを行うことが家族の命や家の財産を守ることになるため、やはり欠かさずに行うべき工事であると言えます。

 

実際、ある程度予算以上の費用がかかることもありますが、実績が高く信頼おける施工会社を選ぶことも大切です。

そして、本当に無駄な工事ではないこと、この工事を行うことでどのような効果をもたらすかについて、地盤改良が必要となる理由を納得いくまで説明を受けるようにしましょう。

 

何があっても、地盤改良をケチってしまうことがないよう!

将来に渡って家族で安心して暮らせる家を建築するためにも、必ず地盤改良の必要性について調査してもらうことが大切です*

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