数年前から太陽光発電を取り入れる平屋の家が増えています。
ハウスメーカーの人はソーラーパネルでの太陽光発電について、良い面ばかりを説明することが多いので、平屋での太陽光発電を検討中で不安になっている方も多いのではないでしょうか?
きちんとした知識や理解を得てから、ソーラーパネルを設置しないと、とんでもない後悔に繋がるかもしれません!
そこで今回は、
- 平屋の家での太陽光発電のメリットとデメリット
- 太陽光発電を10kw載せる場合に考えられる利益や発電量
- ソーラーパネルを載せる場合の注意点
などの情報を詳しくご紹介します*
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最近の太陽光発電やソーラーパネル事情とは?
一般家庭での太陽光発電が普及し始めてから、現在では太陽光発電の設置費用や売電価格事情については大きく変わっています。
古い情報だけで太陽光発電の設置を決めてしまうと、大きな損に繋がります!
- 設置費用
- 売電価格
など、しっかりと最新の情報を把握しておきましょう*
設置費用について
設置費用は載せたい量やどの程度発電したいのかによって変わってくるので、一概にいくらかかるとは言えません。
売電もして稼ぎたいという方もいれば、そこまでしなくていいから自分の家の光熱費は0円に抑えられる程度で。。という方などご家庭によって様々です。
またソーラーパネルを扱うメーカーも数多くあるので、メーカーによっても設置費用は変わってきますが、10kw載せる場合はだいたい280万~が相場になってきます。
売電価格について
10kw以上の太陽光発電の買取価格は、年度ごとに最新の市場状況をふまえ、中立的な立場である調達価格等算定委員会の意見を組み込んで、最終的に経済産業大臣が決定します。
平成30年度は1kwあたり18円で20年間売電できると決まっています。
太陽光発電の普及が進み、この売電価格は年々低下の傾向にあります。
信用できる施工業者を見つけるポイントは?
太陽光発電が普及してから、様々な業者がソーラーパネルの設置を進めるようになり、同時にいい加減な工事や内容が不透明な保証でトラブルや被害も増えています。
施工が雑で合ったり、設置費用が相場よりもずいぶん高かった。。といったような業者に騙されないように、信頼できる設置業者を見極めなければいけません!
では【どんな業者であれば、太陽光発電やソーラーパネルの設置を任せても良いのか?】ポイントをまとめてみました*
①取扱メーカーの正規資格を持っている業者を選ぶ
販売IDや施工IDを持っていない業者はメーカー保証が効かないです。
そして、施工保険に加入していない業者では工事瑕疵の保証がないので、必ず取扱メーカーの正規資格を持っている業者を選びましょう!
②現地で屋根や周りの環境を見てから図面を考えてくれる
太陽光発電は設置する屋根の形や周りの環境によって左右されるもので、本来は完全にオーダーメイドのものになります。
なので現地で確認しなければソーラーパネルの正しい提案はできないので、現地調査や設置者の希望などをもとに効率的な設計図面を考えてくれて、それと共に見積書を提出してくれる業者は信頼出来ます。
③見積書の内容が明確
機器ごとの費用や工事費ごとに内訳が細かく書かれていて、その内容をきちんと説明してくれる業者は信頼できます。
悪徳業者は見積もり書をあいまいに作成して、後から追加料金を取ることもあるので、見積書の内容はしっかり説明してもらいましょう。
また、各業者何社か見積もりをもらうことで、費用の比較や内容の比較もしやすくなりますので、見積もりは必ず数社で比較しましょう!
→太陽光発電の一括見積もりで設置費用が106万円安くなる!?【グリーンエネルギーナビ】
④太陽光発電設置の実績や経験が多くある業者
信頼できる会社であれば太陽光発電設置の実績や経験が豊富なので、自社HPでも実例を載せています。
必ず”実績・経験”のある業者を選ぶようにしましょう。
また実際に設置した方たちの口コミも参考にするのもお勧めです。
平屋の家でも太陽光発電は可能?損しない?
平屋の家でも太陽光発電を載せることは可能です。
また、平屋の家だからこそのメリットもあるので、平屋の家にソーラーパネルをのせるメリットデメリットを見ていきましょう*
ソーラーパネルをのせるメリット
大容量のソーラーパネルを乗せられる
平屋の家は2階建てと比べて屋根の面積が広いので、大容量のソーラーパネルを載せることが出来ます!
その為、平屋で太陽光発電を察知する大半の方が10kw以上を選ぶ傾向があります。
その分しっかり発電してくれれば、家の中で使う電力を0円に出来るだけでなく、余った分を売電出来て経済的ですね!
災害時も電化製品を使える
記憶に新しい東日本大震災の後、電力不足が問題となり計画停電が行われました。
まだ春先だったからよかったものの、これが真夏や真冬だったら想像しただけで辛いです。
ソーラーパネルを載せて太陽光発電をしていれば、こういった時も自分たちで供給して使えるので、そういった点はかなりのメリットと言えるでしょう。
ソーラーパネルをのせるデメリット
初期費用が掛かる
数年前に比べたら初期費用もだいぶ価格は落ち着きましたが、それでもやはり高額です。
家も建てて、太陽光発電も平屋の家ならではの屋根の大きさを生かして、たくさん取り入れると、おそらくほとんどの方が最初に考えていた太陽光発電設置予算からかなりオーバーしてしまうのではないでしょうか?
長い目で見れば、設置後は電気代は太陽光でまかなえますし、余れば売れるので元は取れます。
ですので、ソーラーパネル設置を検討しているのであれば、余裕のある資金繰りが出来るように計画しておく必要があります。
メンテナンス費用が掛かる
メンテナンス費用は建物だけではなく太陽光発電にもかかるので、その分のお金を用意しておかなければいけません。
太陽光発電のメンテナンス費用は20年間でだいたい30万円程度が相場です。
家を購入した時ほど高額ではありませんが、こちらも気を付けておきたいポイントです!
平屋の家で太陽光パネルをのせる時の注意点!
では、実際に平屋の家に太陽光発電のソーラーパネルを設置する際、どういった事に気をつければ良いのかポイントをご紹介します*
①周りに高い建物が出来ないか確認
平屋の家は1階部分しかないので、周囲の建物が高くて影になるとせっかくの太陽光を載せても発電してくれません!
今は周りに高い建物がなくても将来的に高い建物が建つ可能性もあるので、用途地域を調べておきましょう。
②豪雪地帯のお家は太陽光発電はやめた方が無難
雪がよく降る地域に平屋の家を建てようと考えている方は、注意が必要です。
雪がソーラーパネルに積もってしまうと発電をしてくれなくなるので効率が悪くなります。
一年の内、長い期間雪が積もってしまうような地域
③屋根の形も考えてみる
屋根の形次第で載せられるソーラーパネルの量は変わってきます。
最近人気の片流れ屋根はおしゃれに見えるだけでなく、太陽発電機を載せやすい形状でおすすめです!
片流れ屋根にする場合は南側に向いていると一番効率よく太陽光発電が出来るので、設置する方角にも注目して配置を決めましょう。
10kwの太陽光発電は平均的に損をする?得をする?
10kwの太陽光発電は平均的に見れば得をすることが多いです。
太陽光パネルのKwが10kw以下だと売電価格が高くなる傾向があり、10kwだと一見少なく感じるかもしれません。
そして、売電価格が高い分その値段で売れる期間も売電価格の保証金月は10年間と設定されていることがほとんどです。
しかし、その年以降は売電価格が未定になっていることも多く、先行きが読みにくくなっています。
10kwだと売電期間は20年間一定なので、長期的にお得なのは20年間同じ売電価格で収入が得られる【ソーラーパネル10kwの設置】と言えます。
今回のまとめ
平屋の家は屋根面積が2階建てよりも広いことから、その分ソーラーパネルを沢山載せることが出来て発電量も大きくなります。
初期費用やメンテナンス費用は最初にかかりますが、長い目で見れば10kwのソーラーパネルをのせることはお得にもなるのです。
ただ、太陽光発電を設置するのであれば、必ず複数社の見積もりを比較して下さい!
太陽光パネルについては価格が曖昧な部分がありますので、業者によって何十万も見積もりが違ってくる場合もあります。
→太陽光発電の一括見積もりで設置費用が106万円安くなる!?【グリーンエネルギーナビ】
しっかりと見積もりを比較して、平屋ならではのメリットを生かせるような太陽光ライフを取り入れてみて下さい♪