『蔵のある家』はCMなどでご存知の方も多いのではないでしょうか?
蔵といえば2階建てのイメージですが。。。実は平屋でも作る事は可能です!!
家の収納能力を大幅にアップさせる蔵、平屋ではどんな取り入れ方があるのでしょうか??
費用や税金面の情報も合わせてご紹介したいと思います♪
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人気の『蔵のある家』は平屋でも可能!!
そもそも蔵とは。。。
【天井の高さが1.4m以下で、床の面積が設置フロアの1/2未満であれば、法律上で床面積にカウントされない】という利点を生かして、収納部分をうまく増やすことができるスペースのことです。
その特徴から、二階建ての中間部分に蔵を設置する例が多いのですが。。。
実は平屋でも取り入れることが可能なのです!!
平屋での蔵の取り入れ方は。。?
例えば。。。
一階の床面積の半分を蔵スペースにし、蔵の部分の上部を1.5階のスキップフロアのような形で利用すれば、通常の床面積にプラスして床面積にカウントされない収納スペースが出来るのです。
つまり、土地に対して目一杯床面積を広くして作ったお家にも、さらに大容量の収納スペースの【蔵】をプラスすることが出来るということなのです!!
これはかなり魅力的なスペースですね♪
収納スペースアップが最大の特徴!
収納スペースは思っているよりも多めに作った方がいいとよく言われます。
そのスペースを確保するのが、延べ床面積の面から見ても難しい場合。。。
この蔵の特徴を生かせば、かなり有効的にスペースを生み出すことができますよね!!
季節限定で使う荷物や、普段は使わないけれど置いておきたい荷物、
- 季節の家電
- スポーツ用品
- スーツケース
などなど、幅をとるのでどうしても収納場所に困りますよね!
そういうものをしまうのに、この蔵はかなり便利♪
ちなみにこの蔵のある家、少し前まではミサワホームの特許だったんです。
でも最近特許の期間が切れ、どのメーカー&工務店でも作ることが可能になりました!
気になる方は、ぜひハウスメーカーや工務店に蔵に確認してみてください*
蔵のある平屋の間取り
では、実際に【蔵】を取り入れた魅力的な平屋をご紹介したいと思います*
①こちらはLDKから続く形で蔵を取り入れた例。
蔵の上に子供部屋があり『2階?!』と思いきや。。。1.5階というお得な感じがする間取りですね!
②こちらの平屋は、リビングの奥のドアが藏になっております。
蔵の上は1.5階の和室。
隠れ家的な使い方がワクワクしますね。
平屋とは思えない奥行きのある空間が素敵です*
(引用元:http://www.total-housing.net/)
③こちらも蔵の上は和室。普段使わない和室は1.5階に、というアイデアです。
『自分たちの生活にちょうど良い大きさのお家でありながら、収納スペースはしっかり確保する』という蔵の良さを存分に生かした造りですね!
(引用元:http://homeclub.misawa.co.jp/)
蔵を作る費用はどれくらい??
この便利な蔵ですが、もちろん費用は通常よりも高くなります!
建築費用は蔵を取り入れる事で、平均で100万円以上のアップとなります。
もちろん、取り入れる蔵の形状によって金額も変わってきますので、それぞれメーカーに確認が必要です。
蔵の取り入れ方次第では、
- 収納力がアップ
- 視覚的に奥行きがある間取りになる
など、それだけの価値が生まれるスペースにもなるので、検討してみても良い設備の一つですね!
蔵を作ると税金(固定資産税)が高くつく?!
『蔵を作る』というと仰々しい感じがして、固定資産税が高くなりそうなイメージがあるかもしれません。
しかし、先ほども述べたように蔵は延べ床面積に蔵は入りません!
もちろん、一定の条件内での設置の場合になります。
なので、うまく取り入れることによって固定資産税を抑えることが出来るのです!!
ただし。。。蔵がある家は家自体の評価額が高くなりやすいようですので、トータルで考えてみることが大切です。
今回のまとめ
こうしてみると【平屋に蔵】は、アイデア次第でおしゃれで面白い間取りが出来そうですね!
蔵の良さを理解してうまく活用すれば、収納力バツグンでスキップフロアが楽しい素敵な平屋を作ることが出来ます*
費用以上の価値が感じられる蔵のある平屋、人気の理由が分かりますね♪
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